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11月の勉強会

昨日、土浦市内において、11月の勉強会を開催いたしました。

今回は、東京地方裁判所にで過去に行われた裁判官、医師、弁護士との協議会の内容が雑誌に公表されており、その協議会で説明義務が取り上げられておりましたので、その内容の発表が行われました。

医師の説明義務が問題となることも多いものです。
複数の治療法がある場合には、医師にはその複数の治療法についてそれぞれメリットデメリットを説明する義務があります。
十分な説明がなされないまま医師の勧める治療法について同意をし治療を受けた結果、亡くなってしまった場合には、説明義務違反による損害として、死亡したことに対する損害の賠償請求が認められるのか、患者の自己決定権侵害に対する慰謝料にとどまるかは、損害額が大きく異なり、患者側代理人として重大な関心があります。
この点について、協議会で裁判官がどのような意見を述べていたのかの発表があり、参考となりました。

今年は、11月の勉強会が最後となります。

来年も継続的に勉強会を行って参ります。また。定期的に無料法律相談会も開催する予定です。開催日時等がきまりましたら当ブログやホームページで発表します。

有料となりますが通常の医療に関する法律相談は、常に受け付けておりますので、当弁護団事務局へお電話にて申し込みいただくか、ホームページから申し込みをお願いいたします。

事務局長
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勉強会

10月31日に土浦市内で、つくば医療問題弁護団の勉強会を開催致しました。

今回は、大動脈解離となった患者の検査義務の有無について、それを肯定した裁判例と否定をした裁判例を題材としました。

大動脈解離は、解離が生じた箇所、血栓の有無によって、痛みが生じる箇所や、症状が様々であり、鑑別が難しい症例であります。
ただ、即時の治療にあたらなければ、生命に関わる疾患であることから、早期に鑑別診断をする必要性が高いといえます。そのためには、造影CT検査が有用とされ、その検査を行う義務が問題となります。

今回題材として裁判例のうち、検査義務を肯定した事例は、胸の苦しみ、呼吸苦を訴え救急搬送され、入院中に血性の胸水が確認されたものであり、他方で否定例では、入院はしておらず、下腹部痛が強固なものではなかったこと、腹部レントゲン上、循環器疾患の異常を疑うまでの所見がなかったことなどの違いがあり、結論も異なったものとなりました。

今後も、裁判例の検討等を通じて、メンバーの研鑽に努めて行きたいと思います。

11月10日は、水戸市内で無料法津相談会がございます。相談を希望される方は、11月7日まで受け付けておりますので、事務局までご連絡をお願い致します。7日までに定員に達した場合にはやむを得ずお断りさせて頂きますので、ご了承ください。

事務局長

10月の勉強会

 昨日、土浦市内の会議室において、勉強会を開催しました。

 今回のテーマは、証拠保全でした。当弁護団では、相談を受け、病院の責任追及が可能かの調査を開始するにあたって必要なカルテ等の病院が持っている資料について、裁判所による証拠保全手続を利用して取得することが多くあります。

 そこで、証拠保全について申立てから実際の病院での保全手続までを広く、申立人としてどのようなことができて、何ができないのかを再確認を致しました。



 当弁護団では、随時相談を受け付けておりますので、相談を希望される方は、ホームページもしくは事務局まで申し込みをお願い致します。
 なお、前回のブログで告知をしましたとおり、11月10日は、水戸市の駿優教育会館で無料法律相談会を実施しますので、水戸市近郊の方で相談を希望される方は、事務局まで申し込みをお願い致します。

事務局長

9月の勉強会

しばらくぶりの更新となりました。

先月は、福島県郡山市で無料法律相談を開催しました。勉強会はお休みでした。

そして、昨日は、土浦市内で9月の勉強会を開催しました。

テーマは、破水後、児の状態が悪化しているとの所見があるにも関わらず、急速遂娩の実施がなされず、胎児仮死の状態で出生し、高度の脳障害が生じた事例についてでした。
出産時の過誤事例の相談は、当弁護団への相談申し込みで多い部類であり、今後の対応に役立つ発表でした。

当弁護団では、定期的に勉強会を開催し、メンバーの研さんに努めております。



昨日、11月10日に水戸市内で、無料法律相談会を実施することを決定しました。
会場等の詳細が決定しましたら、当ブログ、ホームページで公表いたします。

事務局長



7月の定例会


 昨日は、つくば医療問題弁護団の定例会が行われました。

 今回は、東京で医療問題を専門にしている弁護士から、過去の解決事例等について講演を頂きました。

 抗凝固療法を受けていた患者が、皮膚科にかかった際に使用された抗生物質の影響で、PT-INR値が高値になっていたにも関わらず、医師が何らの処置もしなかったために脳出血を起こしたケースの紹介を頂きました。

  講演で使用されたレジュメは、詳細で、今後の作成する書面の参考になりました。
  参加したメンバーも講師の話にかなり刺激を受け、益々研鑽に努めて行かなければと思いを新たにしておりました。

  今後も定期的に勉強会を開催し、実力向上に努めて行きたいと思います。
 
  事務局長